
完全ワイヤレスイヤホン・SOUNDPEATS Air5 Pro+と従来機のAir5 Proを比較しての違いを解説。それぞれのメリットなどのポイントなどをわかりやすく解説します。両機の選び分けについても考察。
はじめに
SOUNDPEATSは、手軽さと高いコストパフォーマンスを兼ね備えた完全ワイヤレスイヤホンを提供することで知られています。その中でも「SOUNDPEATS Air5 Pro+」と「SOUNDPEATS Air5 Pro」は、多くのユーザーに注目されているモデルです。本記事では、両モデルの違いに焦点を当て、それぞれの魅力を徹底解説します。性能や機能、価格など多角的な視点から比較し、どちらがどのようなユーザーに適しているかをご紹介します。特に最新モデルであるAir5 Pro+は、性能面が大幅に強化されていますので、2025年のイヤホン市場をリードする存在と言えるでしょう。SOUNDPEATSのイヤホン選びを検討中の方はぜひ参考にしてください!
Air5 Pro+とAir5 Proの概要
Air5 Pro+とAir5 Proの基本仕様比較
SOUNDPEATS Air5 Pro+と従来モデルのAir5 Proは、どちらも多機能で高性能な完全ワイヤレスイヤホンとして評価されています。両者の基本仕様を比較すると、主に音質、ノイズキャンセリング性能、ワイヤレス技術の部分で違いが見られます。Air5 Pro+はMEMSとダイナミックドライバーのハイブリッド構成を採用し、「Snapdragon Sound」対応など最先端技術を搭載しています。一方、Air5 Proは価格帯を抑えながらも十分な音質と機能を提供するモデルとして魅力です。連続再生時間ではAir5 Proが優れていますが、Air5 Pro+ではより繊細で高音質な再現を実現しており、ユーザーの求めるポイントで選べる仕様となっています。
従来モデルAir5 Proの特徴と評価
Air5 Proは2025年3月に発売され、価格帯の中ではトップクラスの評価を得た完全ワイヤレスイヤホンです。このモデルは、10mmのダイナミックドライバーを搭載し、音質はバランスが取れた仕上がりとなっています。また、ノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能、約7.5時間の単体再生、ケース込みで最大37時間という優れたバッテリー性能を提供しています。さらに、aptX AdaptiveやaptX Losslessなど多彩なコーデックに対応し、さまざまなデバイスで快適な音楽体験が楽しめます。専用アプリ「PeatsAudio」で設定のカスタマイズが可能なことも評価ポイントで、多機能性が高く、手頃な価格で購入できることから非常に人気の高いモデルです。
新モデルAir5 Pro+の強化ポイント
Air5 Pro+は前作のAir5 Proをベースにさまざまな強化が施された新モデルです。特筆すべき点は、xMEMS Labs製のMEMSドライバー「Cowell」とダイナミックドライバーのハイブリッド構成を採用したことです。この設計は、より繊細で歪みの少ない高音質を実現しています。また、専用の高効率パワーアンプIC「XAA-2000 Aptos」によりさらに正確な音表現が可能となりました。ノイズキャンセリング性能の向上や、風ノイズ低減機能の追加など、通話や外出時の快適さにも配慮されています。さらに、「Snapdragon Sound」に対応したQualcomm S3サウンドプラットフォームの搭載により、オーディオ処理性能が大幅に向上し、日本オーディオ協会の「Hi-Res Wireless」規格にも準拠するなど、音楽体験の幅が広がっています。
価格帯の違いとターゲットユーザー
Air5 Proの価格は9,980円で、コストパフォーマンスを重視するユーザーに最適です。一方、Air5 Pro+は15,380円とやや高価格帯に位置しており、価格以上の音質や機能性を求めるユーザーをターゲットにしています。どちらのモデルもAmazonセールなどで割引が行われることがあり、さらに手頃な価格で購入できる可能性があります。Air5 Pro+は特に高音質、先進技術、新しい音響体験を求める方におすすめで、Air5 Proは予算を抑えながらも高品質な音楽体験をしたい方に適しています。
Air5 Pro+とAir5 Proの違い
搭載ドライバー構成:Air5 Pro+はMEMS+ダイナミックのハイブリッドドライバー構成で、xMEMS Labs製MEMSドライバー「Cowell」とダイナミックドライバーには、内部にデュアル銅線を採用したPU+PEEK素材のφ10mm複合振動板を採用。
Air5 Pro+では、MEMS+ダイナミックドライバーのハイブリッド構成を採用しています。特に、xMEMS Labs製のMEMSドライバー「Cowell」を搭載し、これにより高精度で繊細な音響性能を実現しています。また、ダイナミックドライバー部にはPU+PEEK素材の10mm複合振動板を使用しており、深みのある低音とシャープな高音の表現が向上しています。これに対し、Air5 Proはダイナミックドライバーのみを搭載しており、シンプルでバランスの取れた音質が特徴です。
アンプ設計の違い:Air5 Pro+はxMEMS Labs製MEMSドライバー「Cowell」を、専用設計された高効率パワーアンプIC「XAA-2000 Aptos」で駆動することで、繊細で歪の少ない正確な音表現を実現
Air5 Pro+では専用設計の高効率パワーアンプIC「XAA-2000 Aptos」を採用しています。このアンプICはxMEMS Labs製MEMSドライバー「Cowell」との相性を最適化し、極めて低い歪みと高い信号忠実度を実現することで、従来モデルよりも一段上の音質を提供します。一方で、Air5 Proにはこのような専用アンプ設計はありませんが、価格を抑えつつ優れた音質を維持しています。
ワイヤレス性能の違い:Air5 Pro+はQualcomm S3サウンドプラットフォームを搭載し「SnapdragonSound」に準拠、圧倒的なオーディオ処理能力により、低歪率と高S/N比を実現。日本オーディオ協会の「Hi-Res Wireless」規格にも準拠
Air5 Pro+はQualcommの最新S3サウンドプラットフォームを搭載しており、SnapdragonSoundにも対応しています。この技術により、より高解像度で滑らかな音声伝送を可能にしています。さらに日本オーディオ協会の「Hi-Res Wireless」規格にも準拠しており、高音質を重視するユーザーにとって理想的な仕様です。一方、Air5 ProではBluetooth 5.4を基盤とする標準的な接続性能を備えながら、aptX AdaptiveやLDACなど、多彩なコーデックをサポートしています。
通話性能の違い:Air5 Pro+は独自の音声アルゴリズム、AI通話ノイズキャンセリング技術などにより通話性能を向上
通話性能においても、Air5 Pro+はAIを活用した独自のノイズキャンセリングアルゴリズムを採用しています。これにより、周囲の騒音を効果的に抑え、明瞭で聞き取りやすい通話を可能にしています。Air5 Proも通話用高品質マイクを搭載していますが、この点でAir5 Pro+がさらなる進化を遂げているといえるでしょう。
風ノイズ対策の違い:Air5 Pro+は防風メッシュが風ノイズを効果的に抑制し、L型キャビティ設計で風の流れを最適化。さらに、風ノイズ低減アルゴリズムが風切音を自動検知し、気にならないレベルに低減
Air5 Pro+では防風メッシュとL型キャビティ設計を組み合わせることで、物理的な風ノイズの低減を実現しています。さらに、独自の風ノイズ低減アルゴリズムにより、風切音を検知して自動で抑制します。これにより、アウトドアでの使用時にも快適なオーディオ体験を提供します。Air5 Proにはこのような総合的な風ノイズ対策は含まれていませんが、通常の環境では問題ない性能です。
バッテリー持続時間の違い:Air5 Pro+は本体のみで最大5時間、充電ケースをあわせると最大約30時間の連続再生が可能。Air5 Pro+は本体のみで最大7.5時間、充電ケースをあわせると最大約37時間の連続再生が可能
バッテリー性能においては、Air5 Proの方が優れています。Air5 Proは本体で最大7.5時間、ケース併用で最大約37時間の連続再生が可能です。一方、Air5 Pro+では最大で5時間(本体)および30時間(ケース込み)の再生が可能ですが、これには高性能な機能が多く搭載されているためといえます。
重量の違い:Air5 Pro+は約5.04g(イヤホン/片側) 約51.11g(充電ケース+イヤホン両側)。Air5 Proは約4.8g(イヤホン/片側) 約50.3g(充電ケース+イヤホン両側)
Air5 Pro+は片側5.04g、全体では51.11gと、Air5 Proの片側4.8gや全体50.3gと比べて若干重くなっています。この差はわずかであり、装着感や持ち運びに大きな影響を与えるものではありませんが、軽量性が特に重要な場合は従来のAir5 Proが好まれるかもしれません。
価格の違い:Air5 Pro+は15,380円、Air5 Proは9,980円、どちらもアマゾンセール時にもっと安くはなる
価格に関して、Air5 Pro+は15,380円、Air5 Proは9,980円と、Air5 Pro+の方が高価格帯に位置します。ただし、どちらも販売時期やセールによって割引が適用されることがあり、タイミング次第でお得に購入できる可能性があります。
Air5 Pro+とAir5 Proに共通の内容
周囲のノイズレベルに応じてノイズ低減レベルが変動するAI適応型(アダプティブ)ノイズキャンセリングを搭載
両モデルはAI適応型ノイズキャンセリング機能を搭載しており、周囲のノイズレベルをリアルタイムで検知します。この機能により、環境に応じた最適なノイズ低減を自動で実現し、通勤やカフェなどさまざまなシーンに対応可能です。
最大55dB のノイズ低減を実現
Air5 Pro+とAir5 Proのどちらも最大で55dBのノイズ低減性能を実現しています。この高いノイズキャンセリング性能により、騒がしい環境でもクリアな音楽体験や落ち着いたリスニング環境を提供します。
Bluetooth SoCは、Qualcommの「QCC3091」を採用
Air5 Pro+とAir5 ProはどちらもBluetooth SoCにQualcommの「QCC3091」を採用しています。この高性能チップにより、安定した接続性能や省電力性が確保されており、より快適な使用感をサポートします。
コーデックはaptX AdaptiveやaptX Losslessをサポート。LDAC、AAC、LC3もサポート
両モデルともにaptX AdaptiveやaptX Losslessをはじめとする多様なコーデックをサポートしています。これにより、さまざまなデバイスとの互換性が確保されるだけでなく、高音質なワイヤレス音楽体験が可能になります。
マルチポイント接続に対応
Air5 Pro+とAir5 Proは、マルチポイント接続に対応しています。この機能により、2台のデバイスを同時接続可能で、例えばスマートフォンとタブレット間の切り替えがシームレスに行えます。
専用アプリ「PeatsAudio」でイコライザーやタッチボタン設定に加え、ファームウェアアップデートなどが可能
専用アプリ「PeatsAudio」を使うことで、イコライザーのカスタマイズやタッチボタンの設定が可能です。また、ファームウェアアップデートにも対応しているため、継続的に最新機能を利用することができます。
10分の充電で2時間の再生が可能
急速充電機能により、わずか10分の充電で約2時間の再生が可能です。急な外出や長時間の使用が予定されている場合でも、短時間の充電で十分なバッテリーを確保できます。
防水規格:IPX5
両モデルともにIPX5防水規格に対応しており、汗や雨による影響を気にせず使用できます。これにより、スポーツシーンやアウトドアでも安心して利用できる設計となっています。
本体寸法(L*W*H):66.88*48.33*26.92mm(ケース込み)で同じ。本体サイズやデザインは同じ
Air5 Pro+とAir5 Proの本体寸法およびデザインは全く同じ仕様となっています。どちらもコンパクトなケースデザインで、持ち運びに優れており、ポケットやバッグに容易に収納できます。
Air5 Pro+とAir5 Proの違いのまとめ
SOUNDPEATS Air5 Pro+とAir5 Proは、搭載する技術や性能にいくつかの違いがあります。Air5 Pro+は新たにxMEMS Labs製のMEMSドライバー「Cowell」を導入し、専用設計アンプで音質をさらに改善しています。また、Snapdragon Sound対応のQualcomm S3サウンドプラットフォームを採用し、オーディオ体験を一段と向上。通話ノイズキャンセリング技術や風ノイズ対策も強化されています。一方で、Air5 Proは長時間のバッテリー性能を提供し、価格面でのコストパフォーマンスが魅力です。それぞれの特徴を踏まえ、目的に合った選択が可能です。
Air5 Pro+とAir5 Proに共通の内容のまとめ
SOUNDPEATS Air5 Pro+とAir5 Proは、いずれも優れた完全ワイヤレスイヤホンであり、多くの共通点を持っています。両モデルとも、周囲のノイズレベルに応じてノイズ低減が変動するAI適応型ノイズキャンセリングを搭載し、最大55dBのノイズ低減が可能です。また、Qualcomm社製のBluetooth SoC「QCC3091」を採用し、aptX AdaptiveやLDACなどの高品質コーデックにも対応しています。さらに、専用アプリ「PeatsAudio」を使用することで、イコライザ設定やファームウェアのアップデートが可能です。防水性能もIPX5を備え、日常使用に適した耐久性を確保しています。どちらも利便性と高性能を兼ね備えたイヤホンとして、多様なユーザーに支持されています。
SOUNDPEATS Air5 Pro+ と Air5 Pro 比較表
| 項目 | Air5 Pro+ | Air5 Pro | 違い・補足 |
|---|---|---|---|
| ドライバー構成 | MEMS + ダイナミックのハイブリッド構成(xMEMS Labs製「Cowell」+10mmデュアル銅線PU+PEEK振動板) | 10mmダイナミックドライバー(PU+PEEK複合振動板) | Pro+はMEMS追加による高解像度化・繊細表現向上 |
| アンプ設計 | xMEMS専用高効率パワーアンプIC「XAA-2000 Aptos」を採用 | 通常アンプ設計 | Pro+は低歪・正確な音表現を実現 |
| 音質傾向 | より正確で繊細、特に高域の解像度向上 | バランス重視の自然な音 | Pro+はハイエンド志向の音質 |
| オーディオプラットフォーム | Qualcomm S3 Sound Platform 搭載+QCC3091 | Qualcommチップ搭載(QCC3091) | Pro+はSnapdragon Sound対応で高S/N比・低歪率 |
| Hi-Res Wireless対応 | 対応(日本オーディオ協会認定) | 非対応 | Pro+はHi-Res Wireless対応 |
| コーデック | aptX Adaptive / aptX Lossless / LDAC / AAC / LC3 | 同左 | 同一仕様(共通) |
| ANC(ノイズキャンセリング) | AI適応型(アダプティブ)ANC 最大55dB低減 | AI適応型(アダプティブ)ANC 最大55dB低減 | 共通 |
| 風ノイズ対策 | 防風メッシュ+L型キャビティ+風ノイズ低減アルゴリズム搭載 | 風ノイズ低減機構なし | Pro+は屋外使用に強い |
| 通話性能 | AI通話ノイズキャンセリング+独自アルゴリズム | 標準的なENCマイクシステム | Pro+はクリアな通話品質 |
| マルチポイント接続 | 対応 | 対応 | 共通 |
| アプリ機能 | 「PeatsAudio」アプリ対応(EQ・操作設定・FW更新など) | 同左 | 共通 |
| バッテリー持続時間(イヤホン単体) | 最大5時間 | 最大7.5時間 | Proはスタミナ性能が上 |
| バッテリー持続時間(ケース込み) | 最大約30時間 | 最大約37時間 | Proは長時間再生向き |
| 急速充電性能 | 10分充電で約2時間再生 | 10分充電で約2時間再生 | 共通 |
| 防水性能 | IPX5 | IPX5 | 共通 |
| サイズ(ケース込み) | 66.88 × 48.33 × 26.92 mm | 同サイズ | 共通デザイン |
| 重量 | イヤホン:約5.04g(片側)/ケース+両側:約51.11g | イヤホン:約4.8g(片側)/ケース+両側:約50.3g | Pro+はわずかに重い |
| 価格(発売時) | 約15,380円 | 約9,980円 | Pro+は上位機で価格差あり(約+5,000円) |
| デザイン | Air5 Proと同一筐体 | 同一筐体 | 共通 |
🟩 総合評価(特徴まとめ)
| 観点 | 優れているモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 高音質・高解像度再生 | Air5 Pro+ | MEMS+専用アンプ+Snapdragon Sound対応 |
| 低価格・長時間再生 | Air5 Pro | 価格が安く、バッテリー持続時間が長い |
| 通話・風対策・屋外使用 | Air5 Pro+ | AI通話ノイズキャンセリング+防風構造 |
| ANC性能・アプリ連携 | 同等 | 両モデルともAI適応型ANC&同アプリ対応 |
Air5 Pro+とAir5 Proの違いによる比較分析
再生音質面
再生音質では、Air5 Pro+が大きく進化しています。特に、MEMS+ダイナミックのハイブリッドドライバー構成により、より繊細で正確な音の表現が可能となりました。xMEMS Labs製のMEMSドライバー「Cowell」とPU+PEEK素材の10mmダイナミックドライバーは、原音に忠実で立体感のあるサウンドを楽しむことができます。一方で、Air5 Proはバランスの取れた音質でコストパフォーマンスの良い選択肢となりますが、音の奥行きやディテール面ではAir5 Pro+に劣ります。
ANC性能
アクティブノイズキャンセリング(ANC)の性能もAir5 Pro+が上回ります。特に、AI適応型ノイズキャンセリングと最大55dBのノイズ低減レベルを備えた機能が、周囲のノイズ環境に応じて快適な聴取環境を提供します。Air5 Proもノイズキャンセリング性能は優秀ですが、特に高騒音環境下ではAir5 Pro+の方がより効果的です。
通話機能面
通話機能では、Air5 Pro+の方が一歩先を行っています。独自のAI通話ノイズキャンセリング技術が、風ノイズや周囲の雑音を効果的に抑え、クリアで聞き取りやすい通話を可能にしています。一方のAir5 Proも高品質なマイクを搭載しているため通話は快適ですが、AIを活用した精緻なノイズ抑制機能ではAir5 Pro+に一歩譲ります。
機能、操作性、使い勝手面
両モデルとも、専用アプリ「PeatsAudio」を通じてイコライザーやファームウェアのアップデートが可能で、利便性は良好です。また、マルチポイント接続や10分間の急速充電機能といった共通の強みも特徴です。しかし、より高性能なSnapdragon Soundを搭載したAir5 Pro+は、操作レスポンスや接続安定性の面でより優れた性能を発揮します。
装着性、携帯性
装着性や携帯性については、両製品ともに僅差です。本体デザインと防水規格IPX5は共通で、軽量設計により長時間の装着でも疲れにくい仕様となっています。重量はAir5 Pro+がイヤホン片側で5.04g、ケース込みで51.11gで、Air5 Proの4.8gおよび50.3gとほぼ同等のレベルです。ただし、エルゴノミクスに基づいた微妙な設計変更で、Air5 Pro+がより快適な装着感を提供する可能性があります。
バッテリー性能
バッテリー性能では僅かにAir5 Proの方が優れています。Air5 Proはイヤホン単体で最大7.5時間、ケース込みで37時間の再生が可能です。一方で、Air5 Pro+はイヤホン単体で最大5時間、ケース込みで約30時間とやや劣ります。ただし、高い音質や性能を優先する場合、Air5 Pro+でも十分なバッテリー持続性を備えています。
コストパフォーマンス面
Air5 Pro+は15,380円、Air5 Proは9,980円という価格差があり、どちらの製品を選ぶかは用途や予算次第です。高音質や先進機能を求めるならAir5 Pro+がおすすめですが、価格面で手頃なAir5 Proも、競争力のある性能を提供しているため、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。
それぞれの強みや弱点のまとめ
Air5 Pro+の強みと弱点(箇条書き)
強み
- xMEMS Labs製のMEMSドライバー「Cowell」とダイナミックドライバーを組み合わせたハイブリッド構成により、高音から低音まで繊細かつ迫力のあるサウンドを実現
- 専用アンプ「XAA-2000 Aptos」による歪の少ない精密な音表現
- Qualcomm S3サウンドプラットフォーム搭載で、Snapdragon Soundに対応し「Hi-Res Wireless」に準拠した高音質
- 風ノイズ対策機能の強化により、屋外でもクリアな音声や音楽再生が可能
- ノイズキャンセリングや通話性能がAI技術でさらに向上
弱点
- 片側約5.04gの重量はAir5 Proと比べやや重め
- 前作よりバッテリー持続時間が若干短くなった(単体で5時間、ケース込みで30時間)
- 価格が15,380円と、Air5 Proと比べると高め
Air5 Proの強みと弱点(箇条書き)
強み
- 10mmダイナミックドライバーのみを採用し、バランスの取れた音質で幅広いジャンルの音楽に対応
- 単体で7.5時間、ケース込みで37時間の長時間連続再生が可能(ANC OFFの場合)
- 片側の重量が約4.8gと軽く、長時間でも疲れにくい
- Amazonセール時には非常にコストパフォーマンスの高い9,980円という価格設定
弱点
- ハイブリッドドライバー構成と比べると音質の精密さにやや欠ける
- 通話性能や風ノイズ低減機能がAir5 Pro+ほど高度ではない
- Snapdragon Soundや「Hi-Res Wireless」規格には非対応
どちらがどうおすすめ
Air5 Pro+がおすすめのユーザー(箇条書き)
- 繊細で歪みの少ないクリアな音質を重視する方
- 最新技術を搭載した高性能な完全ワイヤレスイヤホンを求める方
- 圧倒的なノイズキャンセリング性能や通話機能を必要とする方
- 高音質なワイヤレスオーディオ規格(aptX AdaptiveやSnapdragon Soundなど)に対応した環境で使用したい方
- 風切音を軽減し屋外での快適な使用を目指す方
Air5 Proがおすすめのユーザー(箇条書き)
- コストパフォーマンスを重視しつつ、高品質なサウンドを楽しみたい方
- 連続再生時間の長さを重視する方
- 初めてSOUNDPEATSのイヤホンを使ってみたい方
- 普段使いでの快適さや基本的な機能性を妥協したくない方
- ある程度軽量なイヤホンを希望する方
Air5 Proユーザーは買い替えるべきか?
Air5 ProユーザーがAir5 Pro+への買い替えを検討すべきかは、何を重視するかによります。音質やノイズキャンセリング性能の向上、最新ワイヤレスオーディオ技術への対応、風切音のケアといった新機能に魅力を感じるのであれば、Air5 Pro+への買い替えにはメリットがあります。しかし、現在のAir5 Proの性能に満足していて、特別な不満や新技術への強いニーズがない場合は、現状のイヤホンを使い続けても十分でしょう。価格差も踏まえて慎重に判断することをおすすめします。
まとめ
SOUNDPEATS Air5 Pro+と従来機のAir5 Proを比較しての違いを解説すると、Air5 Pro+は最新技術をふんだんに採用し、音質やノイズキャンセリング、通話性能など多くの面で進化を遂げています。一方で、Air5 Proも従来モデルながら高いコストパフォーマンスを維持し、多機能ながらも手頃な価格帯を実現しています。
Air5 Pro+は、より高い音質や最新機能を求めるユーザーや、「Snapdragon Sound」対応製品が欲しい方におすすめです。一方で、Air5 Proは、音質や機能性が高いイヤホンを予算を抑えた価格で購入したいユーザーに向いています。
どちらのモデルも「完全ワイヤレスイヤホン」として優れた性能を備えており、ユーザーのニーズに応じた選択が可能です。SOUNDPEATSのイヤホンは、その革新性とコストパフォーマンスの良さから、多くのユーザーに支持されています。Air5 Pro+とAir5 Proにはそれぞれ異なる魅力があるため、自分に合ったモデルを選ぶ際には、比較したポイントを参考にしてください!


コメント