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audio-technica AT-SP3X レビュー・評価・分析

スピーカー

オーディオテクニカのアクティブスピーカー・「AT-SP3X」(2024年7月19日発売・直販価格29,700円)各種レビュー・評価から実力を分析。本機がおすすめできるユーザー層も考察します。

はじめに

オーディオテクニカのアクティブスピーカー「AT-SP3X」は、2024年7月19日に発売された、同社が手掛けた最新の製品です。本記事では、このアクティブスピーカーの魅力を、基本スペックや特徴、そしてユーザーによるリアルなレビューや評価を通じて多角的に分析します。

「AT-SP3X」は直販価格29,700円(実売価格は約2.55万円)で提供され、コストパフォーマンスとコンパクトな設計が特徴です。また、オーディオテクニカのレコードプレーヤーと相性が良いとされる音質設計や、幅広い接続オプションが用意されている点でも注目されています。この製品は、オーディオテクニカのブランドの魅力を存分に生かした一台となっており、音質やデザインからも高い評価を受けています。

本記事では、製品の基本性能や特徴を詳細に紐解くとともに、各種レビューや評価をもとに「AT-SP3X」がどのようなユーザーに適しているのか、またどのような価値を提供する製品なのかを明らかにしていきます。オーディオテクニカファンだけでなく、初めてアクティブスピーカーを選ぶ方々にも役立つ情報をお届けします!

「AT-SP3X」の基本スペックと特徴

製品概要と主な仕様

オーディオテクニカが2024年7月19日に発売したアクティブスピーカー「AT-SP3X」は、高品質なサウンドと洗練されたデザインを兼ね備えた製品です。レコードプレーヤーとの使用を意識した設計で、コンパクトながらも高性能なスピーカーとして注目されています。3インチ(φ76mm)ウーファーと1.1インチ(φ27mm)ツイーターの2ウェイ構成を採用し、再生周波数帯域は55Hz~20,000Hzと幅広い音域に対応しています。また、30Wの内蔵アンプ出力を持ち、さまざまなジャンルの音楽を豊かに再現します。

エンクロージャーにはMDF材を採用しており、堅牢性と響きの良さを両立しています。また、背面に配置されたバスレフダクトによって低音を増強し、力強いサウンドを実現しています。幅125×高さ200×奥行き136mmとコンパクトなサイズながらも、優れた音響性能を備えていることが特徴です。

価格とターゲットユーザー層

「AT-SP3X」の直販価格は29,700円(税込)(実売価格は約2.55万円)です。この価格設定は、エントリーユーザーからミドルレンジのオーディオ愛好家をターゲットにしていると考えられます。とくに、オーディオテクニカが提供しているレコードプレーヤーと併せて使うユーザーにとって、最適な選択肢となる製品です。

さらに、Bluetooth対応によりスマートフォンやタブレット端末と簡単に接続できる点も魅力的です。SBCコーデック対応やマルチポイント機能が搭載されているため、手軽に高品質なワイヤレスオーディオを楽しむことが可能です。このことから、日常的に音楽を楽しみたいライトユーザーから、デザイン性と音質を重視するユーザー層まで幅広くターゲットにしていると思われます。

audio-technica AT-SP3Xの内容、特徴

オーディオテクニカのアナログ製品に最適化した音質設計を施したアクティブスピーカー

「AT-SP3X」はオーディオテクニカのアナログ製品に特化した音質設計を採用しています。同社のレコードプレーヤーなどと組み合わせて使用することで、そのポテンシャルを最大限に引き出せるよう最適化されています。細部まで追求されたチューニングにより、温かみのある豊かなサウンドを楽しむことができます。

3インチ(φ76mm)ウーファーと1.1インチ(φ27mm)ツイーターを組み合わせた2ウェイ構成

音域のバランスを重視した設計として、3インチのウーファーと1.1インチのツイーターを採用した2ウェイ構成を取り入れています。これにより、低音から高音の各周波数帯域まで広がりのあるサウンドが再現され、高音質での音楽再生が可能です。

幅125×高さ200×奥行き136mmとコンパクトなサイズ

本製品は幅125×高さ200×奥行き136mmというコンパクトな設計で、デスクトップ用途でもスペースを取らず設置しやすいサイズ感が魅力です。そのため、自宅やオフィスの限られたスペースにもスマートにフィットします。

エンクロージャーには堅牢性のあるMDF材を採用

スピーカーの筐体となるエンクロージャーには、振動を抑える堅牢なMDF材を採用しています。このしっかりとした素材により、不快な共振を防ぎ、よりクリアな音質を実現しています。

背面側のバスレフダクトで低音を増強

背面にはバスレフダクトが備え付けられており、効率的に低音を増強する仕組みとなっています。これにより、コンパクトなサイズにもかかわらず、十分な重低音を提供します。

指向性の強い周波数帯の音を広げるツイーターグリルを搭載

ツイーターには特別設計のグリルが装備されており、指向性の強い高周波帯の音を幅広く拡散します。この構造により、リスニングポジションが偏りにくく、どの位置でも快適な音楽体験を得られます。

内蔵アンプ出力:合計30W

「AT-SP3X」には、合計30Wの内蔵アンプが搭載されています。デスクトップ用途としては十分なパワーを持ち、より力強いサウンドを提供します。

再生周波数帯域:55~20,000Hz

再生周波数帯域は、低音域の55Hzから高音域の20,000Hzまで対応しており、幅広い音域をカバーします。この特性により、ジャンルを問わず音楽の魅力を忠実に再現します。

RCAアナログ入力1系統

本製品にはRCAアナログ入力が1系統搭載されており、有線での高音質な音楽再生が可能です。接続機器との親和性も高く、レコードプレーヤーやCDプレーヤーと組み合わせると特に効果的です。

Bluetooth入力対応(SBCのみ)

Bluetooth入力にも対応しているため、スマートフォンやタブレットなどのデバイスからワイヤレス接続が可能です。ただし対応コーデックはSBCのみのため、簡単な音楽再生用途に向いています。

Bluetoothはマルチポイントに対応

Bluetooth接続はマルチポイントに対応しており、複数のデバイスと簡単に切り替えながら使用することができます。これにより、デバイス間の連携がスムーズになります。

電源ボタンとボリュームノブのみのシンプルな操作系

本体の操作系統は、電源ボタンとボリュームノブのみに限定されており、非常にシンプルで直感的な操作が可能です。複雑な設定が苦手なユーザーにも使いやすさが魅力です。

接続状況が一目でわかるLED表示

接続状況を示すLED表示を採用しているため、使用中のステータスが一目ですぐに把握できるようになっています。視覚的にも分かりやすいデザインが特徴です。

ミニマルなデザイン

外観はミニマルでシンプルなデザインが採用されており、インテリアに自然に溶け込むスタイルとなっています。モダンな部屋にもマッチしやすいため、幅広いユーザーに支持されています。

ゴム足8個とスピーカーケーブル2mが付属

同梱品にはゴム足が8個、スピーカーケーブルが2m付属しています。これにより、スピーカーの設置時の安定性が向上するとともに、ケーブルの長さも家庭用途には十分です。

AC100~240Vへの対応と海外地域でも使えるアタッチメント式パーツを付属

対応電圧はAC100~240Vで、海外対応のアタッチメント式パーツも付属しています。国内外を問わず、幅広い地域で使用することができる設計となっています。

audio-technica AT-SP3X 仕様

スピーカー:27㎜径ツイーター+76mm径ウーファー
再生周波数帯域:55 – 20,000Hz
最大出力:30W
入力端子:RCA
通信機能:Bluetooth 5.3(コーデック:SBC)
ケーブル長:2m(スピーカー間)/1.2(ACアダプター)
サイズ:幅125x奥行き136x高さ200mm
重量:約1.5kg(左側)/約1.6kg(右側)

レビューサイト例

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audio-technica AT-SP3Xの各種レビューから要約し分析(ポジティブ)

音質的にもデザイン的にもオーディオテクニカのレコードプレーヤーと確かにマッチしている

オーディオテクニカ製品の特長ともいえる、アナログ機器との相性の良さが「AT-SP3X」でも高く評価されています。同社のレコードプレーヤーと組み合わせた際に音質とデザインが自然にマッチし、統一感を持ったオーディオ環境が構築できるという意見が多く見られました。

価格やサイズから想像するよりも高音質な印象

直販価格29,700円という手頃な価格帯と、コンパクトなサイズからは想像できないほどの高音質であるとのレビューが多数あります。特に、小型ながら広がりのある音場と明瞭な音質が印象的だと評価されています。

ボーカルのクリアさやコーラスなどの細かい音の表現力もしっかりと備えている

このスピーカーは、ボーカルの声が非常にクリアで、コーラスなどの細やかな音もリアルに表現できる点が高評価されています。歌声を重視するリスナーにも好まれる音質を持ち、音楽を鮮明に楽しむことができます。

高音域に透明感がある

「AT-SP3X」の高音域は特に透明感があり、繊細で透き通るような音を感じられるという意見が見られます。ギターやピアノなどの高音域が美しく再現され、音楽全体に爽やかな印象を与えています。

低音も重厚で存在感がある

低音域についても、コンパクトなスピーカーにしては重厚感があり、存在感のある再生が可能だとのレビューがあります。背面側のバスレフダクトが低音の増強に貢献している点が利点として挙げられています。

ニアフィールド・リスニングでも残留ノイズや歪みが感じられない

デスク周りなど、耳に近い環境で音を聞くニアフィールド・リスニングでも、残留ノイズや歪みが感じられないという点が評価されています。リスニングポジションに左右されず安定した音質を提供してくれるのは魅力的です。

音の鮮度が高い

音の鮮度が高く、音楽を純粋な形で楽しめるという点も高く評価されています。この鮮度の高さは、音楽制作のモニタリングや趣味のリスニングなど幅広い用途に適していると言われています。

スタンドをうまく選んで設置したい

設置環境によってさらに音質が向上するとされ、特にスタンドや設置面の選択が音の良し悪しを左右するという意見が寄せられています。しっかりとした土台で設置することで、低音や音の広がりが一層向上するとされています。具体的にKanto Audio SE2を推薦するユーザーもいました。参考になりそうです。

audio-technica AT-SP3Xの各種レビューから要約し分析(ネガティブ)

中域が引っ込んでいるという指摘がある

「AT-SP3X」に関するレビューでは、中域の音がやや引っ込んで感じられるという意見が見受けられます。特に楽器やボーカルの存在感が不足すると感じるユーザーも少なくありません。中域にこだわったサウンドを求める方にはやや不満が残る可能性があります。

中域の解像度が低いと感じる場合がある

一部のレビューでは、中域の解像度が高音域や低音域に比べて劣るとの声も上がっています。特に、音源の細かい表現や繊細さを期待すると、不十分に感じられることがあるようです。

低音はサイズの限界がある

コンパクトなサイズの「AT-SP3X」は低音の厚みや迫力に限界を感じるという声もあります。低音が十分に出ないと感じる場合、サブウーファーを組み合わせることで補うのが良いでしょう。

高音域が荒く感じることがある

高音域の表現について、透明感があるとの評価がある一方で、場合によっては荒さを感じると指摘するレビューも見受けられます。この点が、ジャンルによって音楽の相性を選ぶ要因になる可能性があります。

Bluetooth接続時は明らかに有線接続時よりも音質が劣る

Bluetooth接続時は、有線接続時と比べて音の解像度や透明感が落ちるというレビューが多いです。特に細やかな音の表現が必要な音楽を楽しむ際には、有線接続の方が適しているかもしれません。

バス/トレブルの調整機能がなく、音質のカスタマイズが制限されている

「AT-SP3X」はシンプルな音質設計のため、バス(低音)やトレブル(高音)の調整機能がありません。そのため、細かい音質カスタマイズを求める方にとっては、物足りなく感じる可能性があります。

高音質コーデック(aptXやLDAC)に非対応で、Bluetooth接続時の音質に限界がある

Bluetooth接続においてSBCコーデックしか対応していないため、高音質コーデックでの再生を求めるユーザーにはやや不満が出る可能性があります。この点は、最新のBluetoothスピーカーと比較すると制限があります。

3.5mmジャックやUSBオーディオ、DAC機能が非搭載で、接続の選択肢が限られている

アナログ入力を前提にした設計のため、3.5mmジャックやUSBオーディオ、DAC機能は搭載されていません。この点は、幅広い接続オプションを求めるユーザーには不満を抱かせるかもしれません。

リモコンが付属しておらず、操作は本体または接続機器で行う必要がある

「AT-SP3X」にはリモコンが付属していないため、音量調整などの操作は本体か接続した機器側で行う必要があります。この点を不便に感じる人もいるようです。

デザインがシンプルすぎて、好みによっては物足りなく感じる

ミニマルなデザインが評価される一方で、機能的にも装飾的にもシンプルすぎて物足りないと感じる意見もあります。デザインの好みが大きく分かれるポイントとも言えるでしょう。

audio-technica AT-SP3Xの実力を各種評価からまとめる

audio-technica AT-SP3Xの実力(音質面)

オーディオテクニカのアクティブスピーカー「AT-SP3X」は、多くのレビューで音質面において高評価を受けています。音の表現力が特に評価されており、ボーカルのクリアさやコーラスの繊細なディテールが明瞭に再現されている点が強みとされています。また、高音域には透明感があり、低音もサイズ以上の重厚感があることが評価ポイントです。

一方で、中域がやや引っ込んでいると感じるレビューも見られ、中域の解像度が細部では物足りないと感じるユーザーもいます。また、Bluetooth接続時には有線接続に比べて音質が劣化するという指摘もあり、音質に最大限こだわるユーザーには課題ともいえる点です。

audio-technica AT-SP3Xの実力(機能・使い勝手面)

「AT-SP3X」にはシンプルさが追求された設計があります。操作は電源ボタンとボリュームノブだけというシンプルな構成で、誰にでも使いやすいデザインとなっています。さらに、接続状況を一目で確認できるLED表示や、Bluetoothマルチポイント対応により、複数デバイスを同時接続できる点も利便性が高いと好評です。

ただし、リモコンや音質調整機能(バス・トレブルのコントロール)が付属していないため、操作性や利便性に物足りなさを感じる場面があるかもしれません。また、USBオーディオやDAC機能が非搭載であるため、接続の柔軟性は限られています。それでも、取り回しの良さや直感的な操作性を求めるユーザーには評価されています。

audio-technica AT-SP3Xの実力(コストパフォーマンスや比較面)

直販価格29,700円という価格帯において、コンパクトながらも質の高いオーディオ体験を提供する「AT-SP3X」は、コストパフォーマンスの面でも一定の評価を得ています。音響性能に加え、エンクロージャーにMDF材を採用した堅牢な設計や、低音を補強するバスレフダクトなど、価格以上の付加価値を提供しています。

ただし、Bluetoothの高音質コーデック(aptXやLDAC)に非対応である点や、接続方法がRCAアナログ入力に限定される点は、同価格帯の他製品と比較してデメリットと捉えられることがあります。そのため、特定の用途や音質へのこだわり次第では、ユーザーが価値を感じるかどうかに個人差が出やすいと言えるでしょう。

audio-technica AT-SP3Xならではの価値や長所は?

同社のレコードプレーヤーとベストマッチな音質設計やデザイン

オーディオテクニカのアクティブスピーカー「AT-SP3X」は、同社のレコードプレーヤーと組み合わせることで最大限のパフォーマンスを発揮するという設計が本機ならではの価値と言えるでしょう。

このスピーカーは、アナログオーディオの豊かさを際立たせるよう設計されており、特にレコードの温もりある音質を再現する能力に優れています。また、控えめながらスタイリッシュなデザインが特徴で、オーディオテクニカの他製品と並べても統一感があり、インテリア性を損ねることなく自然に馴染みます。特にミニマルなデザインを好む方には非常に魅力的であり、シンプルな操作系統も含めて多くのユーザーに高く評価されています。

そのほかの長所

「AT-SP3X」には、サイズや価格を超越した数多くの長所が詰まっています。3インチ(φ76mm)ウーファーと1.1インチ(φ27mm)ツイーターによる2ウェイ構成は、高音域から低音域までバランス良くカバーし、55Hz~20,000Hzという広い再生周波数帯域を実現しています。小型ながらもパワフルな内蔵アンプ(合計出力30W)により、ニアフィールドリスニングでも細やかな音の表現を可能にしています。

また、Bluetooth接続に対応している点も長所でしょう。マルチポイント接続が可能なため、複数のデバイスと簡単に切り替えができ、利便性が高いです。さらに、AC100~240Vに対応したグローバル電源設計や海外対応のアタッチメントが付属している点は、海外旅行でも活用しやすい大きな長所となります。

加えて、エンクロージャーには堅牢性と響きに優れたMDF材が採用されており、不要な振動を抑えつつ音質を向上させています。また、背面に配置されたバスレフダクトは、スピーカーサイズを超えた低音域の豊かさを引き立てる効果を発揮します。このように、本機は音質だけでなく、使い勝手や耐久性、汎用性など、多方面にわたる魅力を兼ね備えたスピーカーと言えるでしょう。

audio-technica AT-SP3Xの弱点や改善要望点は?

audio-technica AT-SP3Xは優れた音質や使いやすさが評価されていますが、一部のユーザーから弱点や改善すべき点が指摘されています。まず最も多く挙げられるのは、中域の音が薄く、引っ込んでいるように感じるという点です。これは特に楽器やボーカルを重視するユーザーにとって不満点となることがあります。また、中域の解像度についても、高音や低音と比べてやや劣ると感じる声が見られます。

Bluetooth接続時には、有線接続に比べ音質が明らかに劣るという口コミもありました。特に、AT-SP3XはaptXやLDACといった高音質コーデックに対応していないため、ワイヤレス利用時には音質面での制約を感じることがあるようです。同時に、Bluetooth以外の端子として3.5mmジャックやUSBオーディオ入力がない点も指摘されており、接続の選択肢が限られている点が制約とされています。

調整機能の不足も一部のユーザーに懸念されています。バスやトレブルのイコライザー調整が搭載されていないため、音質を好みに合わせて細かく調整することができません。この点はカスタマイズ性を求めるオーディオファンにとってマイナスポイントとなるかもしれません。

さらに、リモコンが付属していないため、操作を本体で行う必要がある点も改善が求められるポイントです。特に、利便性を重視するユーザーからは、遠隔操作ができない点に不満が見られました。また、デザインがシンプルすぎると感じる人もおり、物足りなさを訴える声も一部で挙がっています。EdifierやFIIOのような中国メーカー製アクティブスピーカーに比べて割高感があるのも弱点と言えるでしょう。

これらの問題点から、AT-SP3Xの使い勝手や特徴がさらに向上した後継機が出れば、より多くのユーザー層に支持される可能性があると言えるでしょう。

おすすめのユーザーは?

audio-technica AT-SP3Xは、オーディオ機器を愛用する初心者から経験者まで幅広いユーザーにおすすめできるアクティブスピーカーです。特に、オーディオテクニカのレコードプレーヤーとの組み合わせを考えている方にとっては、音質設計やデザインが最適化されているため、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。これにより、統一感のあるインテリアを実現しつつ、高音質な再生環境を手軽に構築できます。

また、コンパクトなサイズ感(幅125×高さ200×奥行き136mm)やミニマルなデザインから、スペースに余裕のないデスクトップ環境で使用する方にもぴったりです。特にニアフィールド・リスニング環境では、高い鮮度の音とクリアなボーカル表現により、音楽をより近く感じる体験が可能です。

さらに、Bluetooth入力(SBC対応)やRCAアナログ入力を備えているため、ワイヤレス接続と有線接続の両方を活用したいユーザーにとっても便利です。特にBluetoothはマルチポイント接続をサポートしており、複数のデバイス間を簡単に切り替えたい方に最適といえるでしょう。

最後に、価格帯が直販価格29,700円と国内メーカー品としては比較的手に取りやすい設定のため、初めて本格的なアクティブスピーカーを購入する方や、国内メーカー前提でコストパフォーマンスを重視する方には非常におすすめです。機能性と音質を両立したaudio-technica AT-SP3Xは、音楽を日常に取り入れたい多くの方にフィットするスピーカーといえます。

あまりおすすめではないユーザーは?

「AT-SP3X」は、オーディオテクニカのアクティブスピーカーとして、音質設計やデザイン性に強みを持つ製品ですが、その特性から一部のユーザーにはおすすめしづらい点もあります。特に、音質や機能面で多様な要望を持つユーザーにとっては、制約が気になる場合があります。

まず、中域の解像度や表現力について不満を指摘するレビューがあるため、中域の音質に特化したリスニングを求める方には不向きな場合があります。また、Bluetooth接続時の音質が有線接続と比較してやや劣るという点から、ワイヤレス利用をメインにするユーザーには物足りなさを感じる可能性があります。加えて、対応しているBluetoothコーデックがSBCのみのため、aptXやLDACといった高音質コーデックを活用したいユーザーには最適でないでしょう。

さらに、接続選択肢の幅が狭い点も課題の一つです。本製品はRCAアナログ入力1系統しかなく、USBオーディオや3.5mmジャックなどに対応していません。これにより、幅広い機器との接続を考えるユーザーにとっては制限を感じる場面があるかもしれません。また、内蔵DAC機能が搭載されていない点も、高音質を重視するユーザーには物足りなく感じる可能性があります。

操作面においても、本製品にはリモコンが付属していないため、リモートコントロールを求める方や、より細かい音量調整や音質設定が可能なスピーカーを求める方には適していないと言えるでしょう。また、デザインに関してはシンプルかつミニマルである一方、装飾性を重視する方には物足りないと感じられるかもしれません(派手にライトが点滅するゲーミングスピーカーもありますし)。

以上のことから、「AT-SP3X」は、特に音質や機能面で柔軟性を求めるユーザーや、高音質かつ多機能なBluetoothスピーカーを求めているユーザーにはあまりおすすめできない場合があります。ただし、オーディオテクニカのレコードプレーヤーにマッチしたスピーカーをお探しの方や、ミニマルな操作性とシンプルなデザインを好む方には引き続き有力な選択肢となるでしょう。

管理人の勝手な感想

製品情報と各種レビューを見た上で、いちオーディオ愛好家である管理人の勝手な感想です。各種レビューを見ると、メーカーの推奨どおり、同社のレコードプレーヤーとセットで使っている人が多いのに驚きました。さながらレコードプレーヤーとのセットコンポのようです。それらのユーザーの方々はみな、音質面でもデザイン面でも満足している人が多いのにも驚きます。レコードプレーヤーと組み合わせるときは、プレーヤーにフォノイコライザーを内蔵しているタイプでないと、本機のRCA入力に直結できないことには注意が必要です。

アクティブスピーカー単体としては、最近は中国のEdifier製が価格も安く機能も豊富なため、コスパ面では不利かなと思いましたが、それらと比べても音質面でのアドバンテージが大きいようで、アナログ入力メインでいいのであれば、コンパクトで音質重視のアクティブスピーカーとして、有力な製品として躍り出た感があります。

まとめ

オーディオテクニカのアクティブスピーカー「AT-SP3X」(2024年7月19日発売・直販価格29,700円)は、多くのレビューや評価からその実力が明らかになっています。本製品はオーディオテクニカのレコードプレーヤーとの相性を重視した設計が特徴で、音質面ではボーカルのクリアさや高音域の透明感が評価されています。また、コンパクトなサイズ感やミニマルなデザインは、デスクトップオーディオ環境など限られたスペースでも活躍する実用性を備えています。

しかし、一方で中域の解像度やBluetooth接続の音質が劣る点、入力や機能性の少なさなど、いくつかの課題も指摘されています。それでも、価格帯以上の音質や機能面、そして同社製品との統一感あるデザイン性から、初心者からエントリーユーザー、さらには既存のレコードプレーヤーユーザーにとって非常に魅力的な選択肢です。

「AT-SP3X」は、特に音楽リスニングを楽しみながらインテリアとしての美しさも兼ね備えたアクティブスピーカーを探している方にとって、最適な製品のひとつとなるのではないでしょうか!

 

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